円形脱毛症は血液検査で分かるの?検査項目をざっくり紹介。

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円形脱毛症を発症した時に血液検査はするべきか。

血液検査をすることで円形脱毛症の原因となっている疾患を探ることができます。ただ、何が原因となっているか必ず分かるわけではなく、可能性を探る、選択肢を絞ると考えた方が良いです。実際、診察される先生方の判断で、血液検査を実施しないことも多いと思います。僕も血液検査はすることはなく、触診、問診のみで薬を処方されました。僕は仕事の関係上、血液検査には接することが多いので調べてみました。

血液検査の種類は

  1. 膠原病検査
  2. アレルギー検査
  3. 甲状腺機能検査

の3点になります。

※検査項目はそれぞれ基準値というものがあり、それを元に陰性、陽性を判断しますが、検査方法によって基準値が違ったり、検査は常に新しい試薬が開発されるため、ここでは明確に表記しません。

膠原病検査

膠原病(こうげんびょう)というのは自己免疫疾患の総称です。体内の細胞同士の間にある結合組織が炎症を起こす事をいいます。結合組織は皮膚、筋肉、血管、関節、内臓などあらゆる所に存在するため、症状も様々です。

抗核抗体

膠原病を疑うときにまず始めに行う検査の1つです。

陽性時の染色パターンによって病名を絞ることが出来ます。ある程度選択肢を絞って、さらに病名を絞るために、関節リウマチ、シェーグレン症候群、SLE等に確定をするための詳細な検査項目に移っていきます。

RF定量

リウマチと診断するための検査です。膠原病の中でもリウマチの割合が最も多く、とくに女性に多くみられます。

CH50(血清補体価)・C3・C4

3つの検査によりSLE、急性糸球体腎炎などの疾患を判断します。

CH50低値・C3とC4正常⇒リウマチ

CH50低値・C3とC4低値⇒SLE

といった判断になります。

アレルギー検査

円形脱毛症と深く関わりのあるアレルギー疾患で、特に注意すべきはアトピー性皮膚炎です。円形脱毛症を発症した人の20%がアトピー性皮膚炎だと言われています。

アトピー性皮膚炎の検査はアトピー鑑別試験という吸入系アレルギーの検査、もしくはアトピー性皮膚炎を重症度を見るTARCという検査を実施します。

アトピー鑑別試験では、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症でも陽性になるため、ドクターが症状を見ながら判断することになるでしょう。

甲状腺検査

甲状腺は喉付近にあるホルモンを分泌する器官です。甲状腺に異常が出るとホルモンが出なかったり、出過ぎたりすることで体に異変が起きます。そのホルモンの中には毛母細胞を活性化するホルモンも含まれていて、これが不足すると髪の毛が成長しなくなってしまい、脱毛症が発症するという仕組みになっています。病名としては甲状腺機能低下症となります。

甲状腺検査は基本的にTSH,FT4、FT3の3項目でスクリーニングを行いますが、近年ではTSHとFT4の2項目を検査する場合が増えてきています。

甲状腺機能低下症は検査結果としてTSHが高値、FT4が低値となります。

自覚症状として脱毛のほかに、無気力、寒気、皮膚乾燥、便秘、物忘れなどが挙げられます。他の疾患と判断が付きにくい所ですので自己判断はやめましょう。

まとめ

円形脱毛症を発症した時にする検査

膠原病検査⇒抗核抗体

アレルギー検査⇒アトピー鑑別試験・TARC

甲状腺検査⇒TSH・FT4

 

 

 

 

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