亜鉛の吸収を邪魔するフィチン酸。亜鉛の効率的に摂取して髪を元気に。

スポンサーリンク



亜鉛は体に吸収されにくいミネラルです。

髪の毛を作るミネラルの亜鉛は体に吸収されにくいもので、摂取量の約30%と言われています。

亜鉛を摂取するにはサプリメントや、牡蠣や肉類などを積極的に摂取する必要があり、意外と費用が掛かってしまうものです。

ですから、亜鉛は効率的に摂取したいですよね。

今回は亜鉛の吸収の邪魔をする「フィチン酸」という物質について調べてみました。

フィチン酸について簡単に。

フィチン酸はビタミンBの一種で、亜鉛、鉄、カルシウムなどのミネラルと結合しやすいというキレート効果、またはキレート作用と呼ばれる効果があります。

熱や酸に弱いという特徴があるので、食材を調理や加工をすることで失われることもあります。

ひと昔前はフィチン酸はミネラルと結合しやすいという特徴から腎結石の治療に使われていました。

近年では研究が進み、抗がん作用がある成分として認められています。

キレート作用(効果)って?効果が2つあって混乱する?

ミネラルと結合する働きをキレート作用またはキレート効果といいます。

キレート作用は

  1. 体に有害な金属を体外へ排出しやすくする。
  2. ミネラルを包みこんで吸収しやすい形に変える。

という2つの意味があります。

これを見たら結局の所、亜鉛を体外へ排出してしまうのか、吸収しやすくするのか、訳が分からなくなりますよね。

分かりやすくいうと、キレート作用は成分によって違うということです。

  • 米ぬか、玄米に含まれるフィチン酸のキレート作用はミネラルとくっ付いて吸収させずに体外へ排出する。
  • レモンなどに含まれるクエン酸のキレート作用はミネラルとくっついて吸収されやすい形になる。

と考えると分かりやすいと思います。

亜鉛を効率的に摂取するために、フィチン酸には注意をしておくのがよいです。

フィチン酸を多く含む食材について。

  • 玄米
  • 小麦
  • 米ぬか
  • いんげん豆
  • とうもろこし

フィチン酸の良い効果について。

ここまでの内容で、亜鉛を効率的に摂取するためにフィチン酸は摂らない方がいいのかな、と考えると思いますがフィチン酸にも良い効果はあります。

抗酸化作用

フィチン酸には抗酸化作用があり、細胞の老化を防いでくれます。また、この作用はがん予防にも効果があるとして注目されています。

血液の流れをスムーズにする。

フィチン酸には血液中の血小板の凝固を抑える働きがあります。この働きで、血液の流れがスムーズになり、血栓ができるのを防ぎます。

血栓ができると動脈硬化や心筋梗塞の予防、防止に効果があると言われています。

貧血防止

フィチン酸は赤血球内の酸素が細胞に運ばれるのを助ける効果があります。

これによって貧血予防の効果が期待できます。

生活習慣病の予防。

フィチン酸にはコレステロール値や中性脂肪を下げる働きがあり、糖尿病や高脂血症の予防に効果が期待できます。

フィチン酸は摂取すべきでない?

フィチン酸には亜鉛の吸収を阻害せて体外に排出する働きがあり、頭皮や髪の毛にトラブルを抱えている人には悪い印象があります。

一方で、がん予防、生活習慣病予防など、体に良い効果も多くなります。

摂取のポイントとしては亜鉛とフィチン酸を同時に摂取しない、という事です。

具体的には夕食に亜鉛の摂取を意識した食事やサプリメント摂取をしたなら、フィチン酸を含む食材は避けるといった形です。

どの栄養素にも言えることですが、バランスよく摂取することがとても重要になります。髪の毛の為に、と食事を過度に制限するとその他のトラブルを招き兼ねません。

是非参考にしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

スポンサーリンク



コメントを残す