食物アレルギーについて。コンポーネントって何?

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円形脱毛症を発症する人に多いアレルギー体質。

それは円形脱毛症もアレルギー疾患も本来は自分の体を守る為に働く自己免疫機能に異常が出るという共通点があるからです。

アレルギーの原因になっているアレルゲンを調べる検査で代表的なものに血液検査があります。

血液検査では食べ物、花粉、動物、カビなど約200種類の中からから原因となっているアレルゲンを調べることが出来ます。

さらに食物アレルギー検査にはコンポーネント検査というものがあります。

コンポーネント検査をすることで食べ物を調理次第で問題なく食べれることが分かったり、出てくる症状が分かったり診断の精度があがったりします。

アレルギーコンポーネントって何?

コンポーネントには構成要素、構成部品といったその物を構成している部分といった意味があります。

アレルギー検査で言うコンポーネントにはアレルゲンを構成しているタンパク質の一つといった意味があり、特にアレルギーの原因になりやすいものの事を指します。

食べ物や花粉などは複数のタンパク質で構成されて、特異的IgEがそれぞれと反応することでアレルギー症状が出るという仕組みになっています。

検査できるアレルギーコンポーネントとその意義は?

すべてのアレルゲンコンポーネントが検査できるわけではなく、現在、診療で使われているものは限られています。

  1. 卵のオボムコイド
  2. 小麦のωー5グリアジン
  3. ピーナッツのArah2

それぞれについて紹介していきます。

卵のアレルギーコンポーネントのオボムコイド

オボムコイドは卵に含まれるタンパク質の一つで主に卵白に含まれています。

アレルギー反応を起こしやすく、熱に強いという特性から、オボムコイドが陰性ならば加熱調理したゆで卵などの料理を食べてもアレルギー症状が出ないといった可能性が高まります。

なので卵アレルギーが疑わる時には卵黄、卵白、オボムコイドの3項目を測定することが望ましいとされています。

小麦のアレルギーコンポーネントのωー5グリアジン

ωー5(オメガファイブ)グリアジンは小麦に含まれるタンパク質の一つです。

小麦アレルギーは専門医でも診断が難しいと言われています。

なぜかというと小麦アレルゲンを測定しても陽性者だからといって小麦アレルギーと決めつけられないからです。

残念ながら血液検査というものは絶対ではありません。あくまで診断をする為の補助です。

他の検査結果や問診、病歴と照らし合わせて判断するわけです。

そこで役に立つのがωー5グリアジンの検査です。

小麦の検査結果とでωー5グリアジンが両方が強い陽性(6段階で3異常)ならば小麦アレルゲンの可能性が高いので食べない、数値が低い(6段階で0とか1)ならば摂取可能、際どいと判断すれば経口負荷試験(試しに少しずつ食べて経過をみる)と判断をしていきます。

ピーナッツのコンポートのArah2

Arah2(アラエッチツー)はピーナッツに含まれるタンパク質の一つです。

ピーナッツアレルギーはアナフィラキシーの様に重症化するケースがあり、死亡例もあります。

なのでピーナッツのIgE検査の結果が際どい時、経口負荷試験をする事は高いリスクがあり、実施するのが難しです。

また陽性であっても必ず症状が出るとは限らないんです。

そこでArah2を測定する必要が出てきます。

Arah2は対象の食べ物を摂取すると症状が出る「即時型」で陽性を示すという特徴があります。

なのでArah2が陰性ならば経口負荷試験を試すことが出来るというわけです。

まとめ

アレルギーコンポーネントは食べ物に含まれるタンパク質の一つでアレルギー症状の原因になるものです。

コンポーネントを測定することで調理次第で食べられるものが増えたり、アナフィラキシーの様なリスクを回避することに役立ちます。

ご自分やお子様の検査結果で気になることがあれば専門の先生に聞いてみてください。

 

 

 

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