円形脱毛症と橋本病は関係ある?症状と検査の進め方は?

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円形脱毛症は本来自分の体を守る為に働く自己免疫機能の異常によって起こると言われています。

こういった自己免疫によって起こる病気をまとめて自己免疫疾患といいます。

円形脱毛症になったことがある人は自己免疫疾患を起こしやすい体質なので、その他の疾患についても軽くでいいので知っておいた方がいいと思います。

体に異常が出たときに予想が出来るので早く対処できるかもしれません。

今回は自己免疫疾患のひとつの橋本病について紹介したいと思います。

円形脱毛症と橋本病の関連について

円形脱毛症の患者の一部は甲状腺疾患を持っているという結果が出ていて関連性は高いと言えます。

どちらも自己免疫疾患に含まれるもので橋本病だけではなく、バセドウ病持ちである可能性もあります。

円形脱毛症を発症したことがある人は甲状腺疾患についても勉強しておいた方がいいですね。

僕も含めてですが。。。

橋本病ってどんな病気?

橋本病は喉元にある甲状腺の機能が低下してホルモン分泌量が少なくなる病気のひとつです。

「橋本病」という病名は九州大学の橋本先生という方が発見したことに由来しています。

発症するのは女性の方が断然多く、30代から40代の方の患者が多いことが報告されています。

有名人では「渡る世間は鬼ばかり」の脚本家の橋田壽賀子さんや、先日のニュースで歌手の研ナオコさんが発症を告白されていました。

甲状腺機能が低下すると身体の活動力が下がって様々な症状が出ます。

あなたが普段感じている「だるい」「眠い」は橋本の症状かもしれません。

橋本病によって起こる症状

橋本病によってホルモン分泌量が低下すると様々な症状が起こります。

自分の自覚症状に当てはまるものがないか確認してみてください。

  • 疲れ・だるさ・寒がり・低体温・体重増加などの全身症状
  • 顔、首のむくみ・甲状腺の腫れ
  • 物忘れ等の記憶障害・継続的な眠気
  • 息切れ・心肥大
  • 食欲低下・舌の肥大・便秘など消化器症状
  • 皮膚乾燥・汗が出ない・脱毛症状
  • 月経異常
  • 筋力低下・肩こり・筋肉疲労

これだけいろんな症状が出ると自分が橋本病だと疑うのは難しいです。

ちょっと調子悪いなって程度の症状も多いですね。

つぎは甲状腺の検査について見ていきましょう。

超音波検査

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超音波検査はエコーとも呼ばれますね。

人の耳では聞き取ることのできない高周波の音波を喉元に当てて反射してきたものを画像として確認します。

超音波検査によって甲状腺の腫れ、腫瘍の大きさ、位置などを確認することができます。

血液検査

橋本病では一般項目ではコレステロール値、中性脂肪の脂質項目、CK値(心筋機能)の値が上昇します。

一般と一緒に甲状腺機能に特化した項目も検査されます。

  • TSH
  • FT3
  • FT4
  • 抗サイログロブリン抗体(TgAb)
  • 抗甲状腺ペルオキシターゼ抗体(TPOAb)

甲状腺機能の異常を疑う場合、、まずはじめにTSH、FT3、FT4を測定します。

橋本病では

  • TSHが高値
  • FT3、FT4が低値

になる傾向があります。

抗サイログロブリン抗体と抗ペルオキシターゼ抗体は橋本病では陽性を示します。

甲状腺機能亢進症であるバセドウ病でも陽性を示しすことがあるので

TSHレセプター抗体(TRAb)を測定して陰性になるのを確認します。

FT3,FT4とT3、T4の違いって?

FT3,FT4の代わりにT3、T4を測定する先生もいるかもしれません。

FT3,FT4の「F」は「free」の頭文字で遊離型を意味します。

この遊離型ホルモンの方が最終的に臓器に影響を与えるのでメインで測定されていますが、高齢の先生や独自の考え方がある先生はT3、T4を測定していることもあります。

まとめ

円形脱毛症と橋本病は同じ自己免疫疾患であるために併発する可能性は十分に考えられます。

症状が様々なので気になるようでしたら近くの内科を受診して血液検査を受けましょう。

甲状腺疾患は専門性が高いので、橋本病の疑いがあれば専門の病院を紹介されると思います。

 

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