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たけしの家庭の医学で紹介!免疫力の高さは腸内の毛で決まる?
円形脱毛症は強いストレスやストレスの蓄積によって起こる症状の1つと言われています。
円形脱毛症にならないため、再発しないためにはストレスと闘う免疫力を高める必要があります。
今回は健康番組、「たけしの家庭の医学」で免疫力を高める方法について取り扱っていたので紹介します。
目次
溜まった疲れがとれないのは免疫力低下のせい?
- 季節の変わり目に体調がすぐれない
- 食欲不振
こういった症状は免疫力低下の可能性があります。
免疫力は年を重ねるごとに低下し、70歳の時点で20代の頃の半分まで落ちてしまうとのことです。
免疫力とは?
知っている方も多いと思いますが、免疫力は僕たちの体を病原菌やウイルスから守ってくれる人の体に備わっている力です。
免疫力が高ければ年を重ねても健康でいることができますし、
免疫力が低下すると癌を発症しやすくなったり食べたものが器官に入って重度の肺炎になってしまいます。
免疫力を高めるには何かしら対策をしたいですね。
みんながやっている免疫力を高める対策
街角インタビューで様々な年齢の方の免疫力を高めるためにしている対策を聞いた結果は下記の3つ。
- 運動習慣
- 食生活
- 睡眠
ですが、実際は効果がない人と感じている人が多いのが現実の様でした。
免疫力の秘密は小腸内の絨毛(絨毛)にあり!
名医として登場した帝京大学医学部付属病院の福島先生の教えてくれた内容は下記の通り。
- 免疫細胞の6割以上が腸に存在
- 小腸は免疫の源と言われており免疫力の要
- 免疫力の高さは小腸内の「絨毛(じゅうもう)」で分かる
小腸の内側には細かな毛のようなもの「絨毛(じゅうもう)」がびっしりと生えていて状況は人それぞれです。
免疫力の高い人はしっかり生えていて、免疫力の低い人は短かったり抜け落ちたりしています。
ですが諦めるのはまだ早いんです!
絨毛が元気な人はどんな人?
絨毛がびっしり生えている人、短かったり抜けたりしている人、どこにちがいがあるんでしょう?
番組内では6名が実験に参加していました。
- 70代女性(15年以上風邪をひいていない)
- 57歳女性(1日15、16キロ自転車に乗る
- 71歳女性(しっかり食べてしっかり寝る 毎日フラダンス)
- 残り免疫力に自信のない3名
検査の結果、6名中3名が絨毛が基準以上の数値で出ており、その3名は免疫力の活性度を見る「NK活性」の数値でも基準を満たしていました。
以外にも免疫に自信のない人の内、3名中2名が基準を上回っていました。
数値の三名に共通すること
なぜ絨毛がしっかり生えていると免疫がアップする?
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小腸内の絨毛の働きは主に2つです。
- 栄養を吸収する
- 毒素、病原菌が入ってくるのを防ぐ
この2つ目の働きが免疫力です。
小腸を全て広げて伸ばすとテニスコート1面分にもなります。
この面積全ての絨毛に数千億の免疫細胞が存在していると考えると
小腸と絨毛が免疫力のカギとなる理由がよく分かりますね。
タンパク質の摂取で絨毛が復活する?
実験で免疫力が高いという結果になった3名と結果の悪かった3名の違いは
タンパク質の摂取量でした。
タンパク質内のグルタミンというアミノ酸が小腸の活性化にして、絨毛を伸ばしたり増やしたりする働きがあるとのことです。
タンパク質の摂取量は高齢平者均68gと言われていますが、健康維持には75gが目安です。
検査結果の良かった女性はチーズ、牛肉を食事に取り入れていました。
実験に協力してくれた70代の女性の1日のタンパク質摂取量は48.2gでした。
それからタンパク質摂取を意識して5日間過ごしてもらいました。
作戦はとにかく卵!
肉類はすぐお腹いっぱいになってしまうらしいです。
確かによく噛まないといけないし卵が効率的かも。
食事内容は下記の通り。
- 味噌汁に生卵
- コーンスープに生卵
- トーストにチーズ
- マグロユッケ
この食事改善でタンパク質65.8gを摂取し、この調子で5日間続けてもらいました。
結果は
- 絨毛43.9⇒61 17以上アップ
- NK細胞の活性3.3⇒3.6で微増
数値的には改善に向かっているという内容でした。
福島先生に質問:大腸がんはあるけど小腸がんはない
小腸は新陳代謝が高いため癌になる事が少ないそうです。
小腸の働きを活発にするにはとにかく使う事。とにかく食べる事。
最近では小腸から出てくるホルモンが糖尿病を防ぐかもという研究が進められているそう。
もしかしたら糖尿病が手術で治せる未来がくるかも!
という話でした。
まとめ
今回の番組内容のポイントは2点
- 免疫力のカギは小腸内の絨毛にアリ!
- 絨毛はタンパク質によって復活させることが出来る!
僕は筋肉と髪の毛の為にタンパク質は意識して摂取しているので、このままの意識でいいんだな、と思える嬉しい内容でした。
普段から風邪を引きやすかったり、体調を崩しやすい人には是非タンパク質の摂取は意識してみて欲しいですね!